痛みの定量化。
痛みのレベルを定量化する指標はさまざまな取組みがある。
VAS(Visual Analog Scale)では、「痛みがない(0)」から、「我慢できない|かつてないレベルのひどい痛み(100)」までで定規のなかでここらへん、と選んでもらって、結果、定量化しようという。
また、FRS(Face Rating Scale)は、痛みがないものを0するほか、存在する痛みを5段階に分類し、雰囲気を伝える表情のイラストをつける。患者さんは近いイメージのものを選ぶ、というような運用になっているようだ。
ほかに、10段階のものや、さらに細分化されたヒアリングシートも開発されている。
「感覚の数値化」は本人の認識・知覚に対して相対的なものなので、投薬種類や投薬量などは自動的に決められないよね。