OTC医薬品とは

一般用医薬品、大衆・市販薬のこと、といわれれば私でもわかるんだが。

英語の「Over The Counter：オーバー・ザ・カウンター」の略で、カウンター越しにお薬を販売するかたちに由来しているらしいが、医療用医薬品をくれる調剤薬局だってカウンターごしやんか。ネーミングよくないな。

OTC薬上位3社は、大正、武田、第一三共らしい。

ついでながら、ロート製薬は新製品・改良品発売数はその３社の倍近い（2012年22製品、ニュースリリースベース） 。

日本OTC医薬品協会： 「OTC医薬品とは？」http://www.jsmi.jp/what/

医療業界のリテラシーを手っ取り早くゲットできる良書はないものか

比木さんより：

本日会議でリクエストあった医療・医薬品の用語についてですが、あまり纏まった良い書籍がないのですが、私が結構重宝しているのが、製薬業界でMR教育用に利用される以下のテキストです。

http://www.mre.or.jp/books/books_hanbai.html

こちらをざっと目を通して、後は辞書代わりに使うのが良いかと思います。

とのこと。

どれかな？

1．医薬品情報か、4．医薬概論でしょうか。

なるほど。

セットで買おうにも、Kindle版はもちろん、Amazon販売もない世界なんですね（涙

それにしても「MR認定」ってあるんですね。職責の話だとばかり思っていた。なんかすごいね。

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コンプライアンスとは

compliance

製薬業界では、服薬しやすさのこと。

もともと、規則、法令の遵守の概念の言葉なのは知ってたけど、まさか薬を飲みやすい形にするかどうかという言葉だとは意外だった。

最初に登場した医薬品に対して、有効性、安全性、コンプライアンスのいずれかに改良が加えられるものを改良型医薬品というらしい。

医薬品の改良、コンプライアンスの向上施策として、薬の４大形式（錠剤、顆粒、液体、注射）の変更、容量の変更という施策がある。

この改良型医薬品をうまく作ると、後発薬が出せる時期も遅らせることができる。これは一番手ならではのメリットなのかも。

アドヒアランスとは

adherence

アドヒアランスとは、抽象的には、「医療者の指示に患者がどの程度従うか」の意味。製薬メーカーでは、より具体的な意味がある。「服薬（薬をちゃんと医者の指示通り飲むこと）しているかどうか」のこと。

http://www.pharm.or.jp/dictionary/wiki.cgi?%E3%82%A2%E3%83%89%E3%83%92%E3%82%A2%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B9